第22回JPPA AWARDS 2018 13作品が各賞を受賞

株式会社IMAGICA(本社:東京都品川区、代表取締役社長:大林克己、以下IMAGICA)は、第22回JPPA AWARDS 2018の一般部門において、13作品が各賞を受賞致しました。一般社団法人日本ポストプロダクション協会(JPPA)が主催するJPPA AWARDSは、ポストプロダクションの発展と技術向上を願い1997年に始まったコンクールで、学生部門と一般部門に分かれ、それぞれ応募作品の中から、優れた映像技術・音響技術に対し「ゴールド賞」「シルバー賞」「審査員特別賞」が贈られています。
今年度は、近年ポストプロダクションを取り巻く環境が、従来の枠組みである「エディティング/ミキシング」には収まり切らず、コンポジット、カラーグレーディング、テロップデザイン等、多岐にわたる技術に細分化され、それぞれの作業の専門化が進んでいることを考慮し、「作品のジャンルによって区分」していた映像技術部門におけるカテゴリーを、「職種によって区分」するように変更され、JPPA AWARDSが『作品の仕上げに貢献した、優秀なポストプロダクション技術に対し贈られる賞』であることが今まで以上に明確となりました。
また、今年度は「新人賞」(全カテゴリーへの応募作品が対象)が新設され、応募職種での経験年数が浅い応募者の中から、贈られることになりました。

こうした中、IMAGICAではエントリーした作品のうち、13作品が受賞(新人賞含む)し、各部門において高い評価を得ることができました。これはポストプロダクションとして、IMAGICAの技術者たちが常に誠実に映像制作に携わり、映像業界の発展に寄与してきた結果、その姿勢を評価していただけたものと感謝しております。

5月25日(金)には入賞作品の贈賞式が行われ、その席上においてゴールド賞に選出された作品の中から、「グランプリ」「経済産業大臣賞」が発表予定となっております。
IMAGICAの受賞作品は以下の通りです。受賞者のコメントも記載しておりますので、是非ご覧ください。

【映像技術部門】

■エディティング・テレビ  シルバー賞
『ETV特集「人知れず表現し続ける者たち」』佐分利 良規(サブリ ヨシノリ)
(受賞者コメント)
佐分利: この度は、この素晴らしい賞を頂き光栄に思います。
この作品はアウトサイダー・アート、アール・ブリュットの世界を優しく美しくノンナレーションで観せていく番組です。
そのコンセプトを最優先に、スケジュールに限りある中で妥協せず、私を指名して下さった監督やカメラマン、制作の方々と1カットずつ丁寧に編集、グレーディング、テロップデザイン、合成していきました。素敵な番組に携われた幸運と経験を糧に、これに満足せず更に技術の研鑽に邁進していきます。ありがとうございました。

■エディティング・テレビ  新人賞
『刀剣乱舞 おっきいこんのすけの刀剣散歩 #6』迫田 香織(サコタ カオリ)
(受賞者コメント)
迫田:この度は、JPPAアワード新人賞を頂き、大変嬉しく思います。
この作品は、こんのすけという、ゲーム「刀剣乱舞」に出てくるかわいいキャラクターが全国にある名刀を訪ねて旅をするというものです。
編集では、特にカラコレで作品の世界観を表現するということを心がけました。こんのすけが映っているところは、こんのすけを可愛く見せたかったので、彩度と輝度を高めにコントラスト低めで仕上げました。一方、名刀のブロックでは、コントラストをあげると共に青よりのカラコレにし、気品と重厚感を表現しました。また、より、刀に目がいくように画の四隅を暗くしました。

■エディティング・その他  シルバー賞
『Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」 第1話』 塚元 陽大(ツカモト タカヒロ)
(受賞者コメント)
塚元: この度はこのような賞を頂き誠に有難うございます。
1話の頭をお任せで創らせていただいた作品になります。1話から12話全ての話数をエディティングしているのですが特に1話に思いを込めています。監督は「この作品はドラマでは無く、6時間の映画だ」と仰っていました。このような大作に携われたこと大変嬉しく思っています。今後もより良い作品を手がけられるよう、一層努力していきたいと思います。

■コンポジット/VFX・広告  審査員特別賞
『凸版印刷株式会社 「IMAGINE2020 Printed By TOPPAN マラソン篇」』 大西 博之 / 小曽根 豪(オオニシ ヒロユキ / オゾネ ゴウ)
(受賞者コメント)
大西:この度は 数あるCM作品の中からこのような賞を頂き、嬉しく思っています。
今回何よりも嬉しく思ったのは、十年以上様々な仕事を最も多く一緒にやってきた小曽根くんと共に受賞できたことです。
もうお互いベテランなので、昔の様に一緒に仕事をする機会も少なくなってきていたので、今回一緒に受賞できてホッとしましたし、とても嬉しく思っています。この喜びを忘れずに精進していきたいと思います。ありがとうございました。

小曽根: この度はこのような素晴らしい賞を頂き、大変光栄に感じております。
フィルム撮影と言うことで限られた素材でしたが、皆様のお力添えのもと、監督の作品らしい静かで力強い画を作れたと思います。
この様な素晴らしい作品との出会いに感謝しながらも、またこのような賞を頂けるように、日々の業務、サービスを徹底して向上させていきたいと思います。この受賞を励みにして、今後もいっそうの努力を重ねていきたいと思っております。
また、この作品に関わったすべての方々にお礼を申し上げます。

■コンポジット/VFX・その他  シルバー賞
『22年目の告白 ―私が殺人犯です― タイトルバック』塚元 陽大(ツカモト タカヒロ)
(受賞者コメント)
塚元: この度はこのような賞を頂き誠に有難うございます。タイトルバックという映画の頭を飾る内容であったため全力で挑んだ作品でした。私がメインエディターになってから初めての仕事でもあったので大変思い入れがあります。普段は演出方面に関われる機会はなかなか無いのですが、内容を考えるところから関わらせていただきとても良い経験ができました。
今後もこの経験を生かしより良い作品を創り出せるよう精進していきます。

■グレーディング・共通  シルバー賞
『破獄』 北山 夢人(キタヤマ ユメト)
(受賞者コメント)
北山: この度はこのような賞を頂きありがとうございます。
グレーディング部門は今回新設された部門なので初回でこのような賞を頂けて誠に光栄です。映像のクオリティ、美しさを評価して頂ける部門だと思っています。ですので、私としては撮影部・照明部・美術等、作品に携わる全てのスタッフに対して賞を頂けたものだと思っています。
作品に対して私個人としましては戦前/戦後の世界観の違いという点を、撮影時も表現されているのですが、より強調していこうと心がけました。
まだまだ未熟者ですので今後とも精進していく思いです。

■グレーディング・共通  シルバー賞
『欅坂46PV「風に吹かれても」』 石川 洋一(イシカワ ヨウイチ)
(受賞者コメント)
石川:この度はこのような素晴らしい賞を頂き大変光栄に思っております。
アーティストがよりかっこよく見えるように、まずは自分がグッとくるルックをイメージしながらカメラマンと監督と一緒に試行錯誤しながらカラコレしました。私はPVの仕事に憧れてこの業界に入ったので、この作品に携われた事、そしてこのように評価して頂いた事を大変嬉しく思っております。
これからも皆様のお力になれるよう引き続き精進してまいります。

■グレーディング・共通  審査員特別賞
『エスビー食品株式会社「S&B本生 わさびのなはし 篇」』 石川 洋一(イシカワ ヨウイチ)
(受賞者コメント)
石川: この度はこのような素晴らしい賞を頂き大変光栄に思っております。
美しい自然の風景や、わさび作りに携わる人々の力強さをカラコレでより引き出す事ができたと思っています。この素晴らしい作品のカラコレを担当出来た事、更にこのような評価を頂いた事をとても嬉しく思っております。
これからも皆様のお力になれるよう引き続き精進してまいります。

■テロップデザイン・共通  ゴールド賞
『関ジャム完全燃SHOW #87「超カッコ良いベースの世界」』 鈴木 かおり / 竹内 敏雅(スズキ カオリ / タケウチ トシマサ)
(受賞者コメント)
鈴木/竹内:多数の作品の中から選出して頂き、ありがとうございます。この番組では視聴者にわかりやすく、音楽に親しんでもらえるよう、毎回企画やアーティストに合わせ、加工やテロップデザインを変えています。楽器のアイコン等を一から作ったり、番組名や企画に関する物を背景に入れ込むなど細部にまでこだわって編集しているので、今回テロップデザイン部門で受賞する事が出来、大変嬉しく思います。関わってくださった全ての方に感謝申し上げます。「見やすく、わかりやすく、でも細かく丁寧に」を大事に、これからも番組作りに励んで参ります。

■テロップデザイン・共通  新人賞
『ホンマでっか!?TV #258』 門山 周介 / 小林 美善 / 近藤 祥吉(カドヤマ チカユキ / コバヤシ ミヨシ / コンドウ ショウキチ)
(受賞者コメント)
門山:この度はこのような素晴らしい賞をいただき、大変嬉しく思います。
皆様方のご協力のもと、受賞させていただいたことに感謝いたします。今後も皆様からの期待に応えられるよう、より良い作品作りに努めて参ります。

小林:この度はこのような賞をいただき、大変光栄に思います。
この受賞は我々の力だけではなく、諸先輩方のお力添えや、テロップのデザイン等を任せて頂いているお客様との信頼関係のおかげだと思います。この賞を励みに、より良い作品を作れるよう、精進して参ります。

近藤:この度はこのような名誉ある賞を戴き、誠に光栄に思います。
今回受賞することが出来たのはひとえに諸先輩方やお客様のご指導、お力添えのお陰であり、番組チーム全員で戴いた賞だと思っております。
今後もこの賞を糧により良い作品を視聴者の皆様に届けられるよう、一層努力して参ります。

【音響技術部門】

■ミキシング・テレビ  ゴールド賞
『絶景にっぽん月の夜』 小田 崇(オダ タカシ)
(受賞者コメント)
小田:この度はこのような賞をいただきありがとうございます。
「月」を通して日本の四季と風土を紹介するドキュメンタリーです。見終わった後、月を見上げ、日本人に生まれて良かったなと感じさせてくれる作品です。
これからもお客様に心をこめて、満足して頂ける質の高い作品づくりに努力していきます。

■ミキシング・テレビ  シルバー賞
『関ジャム完全燃SHOW #119「もっと知ってほしいドラムの世界を特集」』阿部 哲也(アベ テツヤ)
(受賞者コメント)
阿部:この度はこのような素晴らしい賞を頂き有難うございます。
関ジャム完全燃SHOWは、普段あまり触れることのない音楽の専門知識を楽しく学べる番組です。それを視聴者にわかりやすく伝えるよう、音と情報がリンクするようなミックスを心がけています。
今後とも、作品と視聴者との橋渡しになることを最優先に置きながら、日々作品作りに勤しんでいこうと思います。
今回は本当にありがとうございました。

■ミキシング・その他  ゴールド賞
『Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」』 小松 達哉(コマツ タツヤ)
(受賞者コメント)
小松:私が常に目指している音作りは、一つ一つの映像から聞こえてくる音の再現性です。各シーンに対する臨場感や、様々な感情をいかに音で違和感なく再現するか、これが私の音です。
しかし、ミックスというものは正解がありません。整音というのも、技術者によって音の表現は全く違います。その中で、自分が信じた音作りによってこのような結果を生むことができて大変嬉しく思います。
今回この賞を頂けたのも私の力だけではなくこの作品に携わって頂いた全ての人達のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

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