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邦画作品として初めてDCI仕様準拠のデジタルシネマ・マスタリングを実現

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報道関係者各位

2006年07月28日
株式会社IMAGICA

スタジオジブリ最新作『ゲド戦記』
邦画作品として初めてDCI仕様準拠のデジタルシネマ・マスタリングを実現

株式会社IMAGICA(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北出継哉、以下IMAGICA)は、スタジオジブリの劇場映画最新作『ゲド戦記』(宮崎吾朗監督、東宝株式会社配給)において、邦画作品として初めて、 DCI仕様に準拠したマスタリングから劇場配給用パッケージングまでのワークフローを実現いたしました。

DCI(Digital Cinema Initiative)は、デジタルシネマの映写及び配給に関する規格を検討するため、 2002年に米国大手スタジオ7社が共同で設立した組織です。 2005年7月には画質・セキュリティ・互換性・信頼性などを考慮した最終的な技術仕様を発表しました。現在、 SMPTEにおいて、その仕様に基づいたデジタルシネマの規格化が進められており、今後の業界標準になると目されています。


この度の『ゲド戦記』においてIMAGICAは、スタジオジブリで製作されたデジタル原版であるDSM(Digital Source Master)を、自社開発したカラーマネジメントシステム「GaletteTM」*を用いて、 DCI仕様で定めるXYZの色空間へ変換し、 2K(2048×1080)デジタル上映用の原版となるDCDM(Digital Cinema Distribution Master)を完成させました。そこから、劇場配給用のDCP(Digital Cinema Package)を作成するため、最新のJPEG2000コーデックを使用した圧縮と相互運用性の高いファイルフォーマットのMXF(Material Exchange Format)による画像・音声データのパッケージングを行い、さらに、非常に堅牢なAES128bit-CBC方式の暗号化を施しました。また、劇場で使用される上映用再生機(映像サーバ)の個体を識別し、上映期間等を制御する「暗号鍵」の機能を持つデータファイルとしてKDM(Key Delivery Message)を生成し、その配布を管理することで、更なるセキュリティの強化を図りました。

IMAGICAでは2000年からデジタルシネマ・マスタリングのための技術開発とワークフローの構築に取り組んでまいりました。デジタル上映を行うスタジオジブリ作品としては『千と千尋の神隠し』(2001年)、『ハウルの動く城』(2004年)に続き、今回の『ゲド戦記』で3作品目となります。
『ゲド戦記』は、全国16のスクリーンにてデジタル上映されます。デジタル上映のご案内は下記リンク先、日本TIのサイトをご参照ください。

URL : http://www.tij.co.jp/jrd/dlp/docs/atthemovies/cinema_gedo.htm

『ゲド戦記』デジタルシネマ・マスタリング ワークフロー


* GaletteTMは、 IMAGICAが長年培ってきたフィルム技術のノウハウや経験に基づき開発、実用化したカラーマネジメントシステムです。
GaletteTMを使用することで、モニタ上で確認されたアニメーション画像や、 CG画像、 HD撮影された高品位デジタルビデオ映像などを、フィルムやデジタルプロジェクターといった別のデバイス(メディア)で表示する際に、手間のかかる色補正を繰り返すことなく、モニタ表示色に極めて忠実な色彩を再現することが可能です。
2001年に実用化されて以来GaletteTMは、各種のモニタに対応を図り、アニメーション、実写など、様々なジャンルでご利用いただいております。


以上

◇この件に関するお問合せ先

■株式会社IMAGICA 企画室
TEL:03-5487-0251
担当:藤木 啓 メールのお問い合わせ