IMAGICA品川プロダクションセンター(以下SPC)にて、映像編集関連機器のメンテナンスを行っています。SPCでは主にテレビ番組のポストプロダクション業務(映像編集・音声編集)を扱っており、リニア編集室21室、ノンリニア編集室7室、オフライン編集室12室、MA室9室を構える国内でも最大規模を誇る事業所です(※下記参照)。SPCには他にもグラフィック制作ルーム、撮影スタジオ、方式変換・コピー作業室などを兼ね備え、統括的に編集サービスを提供しています。各編集室は多種・多様な機材でシステムが組まれているので、それらのメンテナンスと、編集作業中にトラブルが発生した場合はその場に駆けつけ、原因究明とその対処にあたるのが私の仕事です。また、お客様とエディターのニーズに応えられるような、新しい技術を採り入れた編集室のシステム設計も行っています。
※リニア編集:テープからテープへコピーする直線的(リニア)な映像編集方式
ノンリニア編集:コンピュータを使用した非直線的(ノンリニア)な映像編集方式
オフライン編集:簡易テープ等を利用し、編集データを作成するための仮編集方式
MA:映像編集後の音声編集作業
就職活動では「映像」に関わる仕事ができる企業を探していたのですが、私の場合、それは電機メーカーでの技術開発等ではなく、制作過程での問題点やニーズに随時対応できるエンジニアになることを目指していました。より制作現場に近いポジションで学生時代に培った知識を活かしたいと思っていたからです。もともと映画・PVが好きな私にとって、幅広いポストプロダクションのサービスを行っているIMAGICAは魅力的でした。制作する人の技術サポートに入って映像制作に関わりたい、という想いからIMAGICAを選びました。人に情報を伝達する際に、一番影響力・説得力のあるツールが「映像」であると私は思っています。その映像の可能性をIMAGICAで感じていきたいですね。
仕事に対する考え方や心構えというのは始めのうちは曖昧だと思いますが、就職活動を進めるうちに徐々に見えてくると思います。あまり興味のない企業であってもなるべく多くの会社説明会に参加して「自分は会社に入って何がしたいのか」「なぜその会社へ行きたいのか」を考えていただくと良いかと思います。また、OB・OG訪問など、実際に働いている社員の人に会って入社後のイメージを持つことも大事ですね。どの会社の選考においても言える事ですが、就職活動をする上で大事なことは、企業分析よりも自己分析だと私は思います。自身の仕事に対するモチベーションと志望企業のニーズ・雰囲気が合っているかどうかが、採用を左右すると思います。正直言って10年後のことなんてわかりません。純粋に今やりたいこと・今できることを念頭に私は就職活動をしていました。「やりがいのある仕事」見つけられるといいですね。頑張ってください!
トラブルはどこでどのように起きるか予期できないものがほとんどなので、毎日決まった仕事内容にはなりません。その場・その時で、目の前のトラブルに対して最適な対処を行う判断をする必要があります。また、トラブル対処の優先順位を決めて柔軟に効率的に行動する必要もあります。編集室を歩き回り現場のトラブル対処に駆けつけることが多いため、デスクについている時間はあまりないですね。デスクに居座らず、編集現場の方とのコミュニケーションによって問題解決をしていく仕事は、私が求めていたものでした。技術サポートという形で制作に関わることにやりがいを感じています。今後注目されるテープレス化に伴い、ノンリニア編集も勢いを増しています。次々に開発が進んでいく新しい編集技術に触れ、それらを吸収して、多様なシステムを新しく構築していけるのも魅力のひとつですね。常に新しい問題・技術に向き合うこと。それが私の部署の面白いところだと思います。
新人時代というか、まだまだ新人ですが・・・。リニア編集機とノンリニア編集機、また、それらを構成するシステム周辺機器など、仕事をしていく上では幅広い知識が必要とされます。編集室数が多いSPCには古い機材や新しい機材が混在しているので、それらを全て把握するには多くの経験と勉強が絶えず必要になります。私にとって「日々のトラブル=チャレンジ」です。わからない範囲は先輩にフォローを頂けますが、一度教わったことはしっかり身につけ、これを繰り返すことで知識を蓄積させ、先輩の力を借りずに1人で行動できるように頑張っています。失敗談をあげるとすると、先輩に教わったことを再度聞いてしまうことですね。若いのに記憶力ありません・・・。一度対処したトラブルは確実に身に着け、それを次に応用できるように飲み込まなければ、と思っています。
現在はテレビ番組編集関連機器のメンテナンスとシステム構築等に関わる仕事していますが、IMAGICAのサービスはテレビに限ったものではありません。映画やCMに関しても各々サービスを行っています。同じ映像編集とは言え、制作過程はそれぞれ特徴があります。いずれは全ての分野を経験し、IMAGICAで働くからこそ身につけられるマルチな技術を習得し、映像制作に貢献していきたいと思っています。とは言え、まだまだ半人前なので今は目前の仕事をきちんと行い、知識を吸収していきたいです。メンテナンス技術のみならず、編集オペレーション技術を習得して、より柔軟な対応を目標としたいと思います。入社当時のモチベーションや意気込みは絶対に忘れたくないですね。“若い”という価値を大事に、できることはどんどんチャレンジしていきたいです。



