蜂須賀大貴

メタデータ管理システム”SHIFT”開発で”Rookie of the Year”受賞

蜂須賀 大貴/システムエンジニア

2012年に四大卒の新入社員として、IMAGICAに入社。新人ながらにメタデータ管理システムの開発に関わることになって、その”SHIFT”が2013年度より運用開始に。また技術開発貢献が評価されて、2014度の社内表彰”Rookie of the Year”も受賞している。

そんな風に書けば、サクセスストーリーだ。実際に隙のない成功譚ではあるのだけれど、本人のキャラクターと話を踏まえれば、またイメージも違ってくる。何せ大学では情報系を専攻していながら、当初はパソコンのセットアップさえままならなかったほど。

「休日や放課後に力を入れていたので、ほとんど勉強していなかったんです」。そう言って苦笑するのは、入社4年目となるシステムエンジニアの蜂須賀大貴。前述のとおり、映像データとメタデータを一元的に管理・運用するサービス”SHIFT”で社内賞を受賞している新鋭だ。

「”SHIFT”に関してはすでに構想があった中で、もともと先輩のサポートとして参加したものだったんです。それが、いつの間にか自分がやることになって(笑)。賞をもらった嬉しさはあるんですが、自分で起案したものではないので、とまどいもあります。ただもちろん、非常にありがたくもあって、完成したものに対してというより、完成するまでのプロセスを評価していただけたのかなと」


ゼロスタートから技術の穴を埋めるエンジニアへ

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もともと学生時代に音楽に携わっていて、「人を感動させる音楽というものに、映像が加わればもっとすごいんじゃないか」と考えて映像業界を志した蜂須賀。

「入社の面接の際は、勢い込んで”新しいことをやりたい”と言ってたんです(笑)。もともと興味があってやりたかったのはCGなんですが、配属されたのは配信流通の技術サポートとマーケティングの分野。まるっきりの新人だったので、技術もマーケティングも何もわからなくて。だから一から勉強でしたね。ただ、新しい環境を楽しめるほうなので、新鮮で楽しいなと思いました」

ゼロスタートからエンジニアへ。それこそ成り上がりのサクセスストーリーだが、その裏には蜂須賀の着眼点がある。


「自分に何が求められていて、何ができるかという中で、ほかの方がすでに勉強していることを自分が勉強しても、到底追いつけない。だったら、ある技術においてスペシャリストがいない分野に自分は入っていこうと。そこまで強く意識していたわけではないんですが、まだない技術の穴を埋めていく進み方をしていた気がします」

着眼点に加えて、全体を踏まえ、俯瞰で物事をとらえての判断力。学生時代は吹奏楽の指揮をやっていたということからしても、コンダクター気質となるのかもしれない。ただ本人は、「自分自身のことは全然見えてないんですけどね」と笑う。

「指揮者ではなく演奏者だった頃も、部長として150人くらいの部員たちと接していたんです。そういう意味では、全体を見るということは無意識にしているのかもしれないですね。あと、もともと人と接することが好きで、人と話すのが好きなんです。仕事にしても、いろんな人の話を聞いて、いろんな人と話す中で、自然と今必要とされているものが見えてくる。だから仕事を始めたばかりの何も分からない頃も、とにかく人の話を聞くということをしてました」


目指すのは新しいセールスエンジニアの存在

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私生活では、アイドルファンで野球好き。「ライブにしても野球にしても、結局はみんなでワーッと盛り上がって、何かを生み出していく感覚が好きなのかもしれないですね」と蜂須賀。ちなみに、応援しているアイドルというのはAKBグループ。”推しメン”もいながら、派生グループすべてを応援しているというのも納得だ。

そんな蜂須賀が、今後目指していくところ――。

「現場において優れた人、営業において優れた人がIMAGICAには大勢いる中で、幅広くそれぞれの優れた人やお客様ともお話しして、物を作っていくということをやっている人は少ないのかなと思うんですね。そこを目指せたらなって思ってます。IMAGICAにいないポジショニングでいうと……やっぱりいないポジショニングを考えてしまうんですが(笑)、セールスエンジニアという存在。営業の人たちに同行してお客様のニーズをヒアリングして、それを持ち帰って社内のスーパープログラマーたちとお話しして、技術的なサポートをするというポジションが、自分が一番やりたいことなのかなと今は思ってます」

また開発に関しては、「作ったらそこで終わりという感覚になりがちなんですが、それじゃ意味がない。ビジネスとして成り立って、そこからさらに世の中に浸透させるっていうところまでがやるべきことなのかなと。そういった関わり方をより多くのプロジェクト、日本だけじゃなく世界を見据えてやっていきたい」と力強く語る。

蜂須賀の本当のサクセスストーリーはこれからだ。

Text:渡辺 水央 / Photo:杉崎 勝己

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